韓悳洙、国務総理候補(画像提供:wowkorea)
韓悳洙、国務総理候補(画像提供:wowkorea)
共に民主党と正義党は、ハン・ドクス(韓悳洙)国務総理候補の資料提出非協力に対し「国民を無視し、中身のある検証を回避する韓候補と配偶者の行動に強い遺憾を表明する」と明らかにした。

22日、国務総理候補人事聴聞特別委員会所属の共に民主党と正義党の国会議員たちは国会記者会見で「10回以上検証と疑惑究明のための資料提出を求めたが、戻ってきたのは『個人情報提供の未同意』『プライバシー侵害の恐れ』『保存期間満了』『営業上の秘密』で埋め尽くされた事実上の白紙だけだ」とこのように述べた。

議員たちは「韓候補側は検証のための資料を十分に提出したと主張するが、これは明らかに国民をあざむいている。この状態で韓候補の聴聞会を強行すれば、国民が委任した人事聴聞の権限を放棄することになる」と指摘した。

続いて「韓候補と配偶者をめぐる疑惑は相次いで続いている」と公職を退いた後、韓国貿易協会会長やKim & Chang顧問として働いた対価に40億ウォン(約4億1285万円)ほどを受け取った点やホテルフィットネスクラブを無償で利用した点などに言及した。

さらに「韓候補夫婦は配偶者の美術品の販売現況、不動産および車両変動現況、Kim & Changの業務内訳、AT&Tなどの外国企業の不動産賃借資料、不動産賃貸契約書および所得税納付内訳など、疑惑解消のために要請した資料を全く提出しなかった」と説明した。

彼らはまた「(資料提出の非協力は)検証を受けないという意味だ。疑惑について何も釈明しないということであり、国民を対象に傲慢な態度に出ることにした。統合ではなく、葛藤と分裂を引き起こし、道徳性検証を回避し、いかなる能力や人柄も証明できない候補に国務総理という大任を任せることができるだろうか。内閣を統轄する総理の聴聞会からこのような態度では、国民が新政府を信頼し、国政を任せることはができないと肝に銘じてほしい」と批判した。

Copyright(C) herald wowkorea.jp 83