上海での新型コロナ重症・重篤患者が増加…新たに8例の死亡例も確認=中国報道(画像提供:wowkorea)
上海での新型コロナ重症・重篤患者が増加…新たに8例の死亡例も確認=中国報道(画像提供:wowkorea)
上海市は21日午前に記者会見を開き、同市における新型コロナウイルスの感染状況について報告した。

上海市衛生健康委員会の発表によると、4月20日の一日で上海市において新たに1万8495人の感染者が確認された。このうち2634例が感染確定者、1万5861例が無症状感染例であった。

また、同日新たに8例の死亡例が報告されている。死亡した患者の平均年齢は77.5歳、最高齢は93歳であった。上海市において新型コロナウイルス感染者の死亡が確認されるのは、これで4日連続(17日3人、18日7人、19日7人)となる

8人はいずれも末期がん、高血圧、脳梗塞などの基礎疾患があったという。このうち2人は新型コロナウイルスのワクチンを接種していたが、残り6人は未接種であった。

現在、上海市の拠点病院にて集中治療を受けている重症患者が139人、重篤患者が20人となっている。昨日(20日)の時点では重症患者が52人、重篤患者は報告されていなかった。

上海市当局は「基礎疾患のある陽性者、その中でも特に高齢者は重症となるリスクが高い」とし、「治療の過程においてモニタリングを強化し、早い段階でケアすることで軽症から重症になるのを防ぐ必要がある」と話した。

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