台湾の呉ショウ燮外相は「中国の “台湾侵攻”費用は、ロシアのウクライナ侵攻より、費用がかなりかかるだろう」という警告のメッセージを発した(画像提供:wowkorea)
台湾の呉ショウ燮外相は「中国の “台湾侵攻”費用は、ロシアのウクライナ侵攻より、費用がかなりかかるだろう」という警告のメッセージを発した(画像提供:wowkorea)
台湾の呉ショウ燮(ゴ・ショウショウ) 外交部長(外相)は「中国の “台湾侵攻”費用は、ロシアのウクライナ侵攻より、費用がかなりかかるだろう」という警告のメッセージを発した。

呉外交部長は、きのう(3日)報道された英国日刊紙“ザ・タイムズ”の日曜版“サンデータイムズ”とのインタビューで「台湾と中国の間には海があり、台湾が全世界のハイテク供給網において重要な役割を果たしているという点などを根拠に、先のように語った」と“自由時報”など台湾メディアがきょう(4日)伝えた。

呉外交部長は「中国がロシアのウクライナ侵攻を見守りながら、台湾への侵攻能力と国際社会の反応について再評価した可能性が高い」と語った。つづけて「引き続き、非対称戦略の発展と全民防衛能力強化に力を注ぐと同時に、米国などの国々と安保対話を続けていく」と語った。

また「ロシアのウクライナ侵攻後、ジョー・バイデン米大統領は歴代の高位官僚たちで構成された代表団を台湾に派遣し、台湾への支持を示してくれた」と強調した。

呉外交部長は「中国はこの1年の間、1000機近い軍用機による “台湾防空識別区域(ADIZ)への進入”というグレー地帯戦術以外にも、これまでとは異なる情報戦・認知戦(cognitive warfare)などの安保脅威を行なっており、このような経験をヨーロッパ諸国と積極的に共有している」と語った。

一方、米国の外交専門誌“フォーリン・ポリシー(FP)”は「米ウィリアム・アンド・メアリー大学の教授・研究・国際政策(TRIP)プロフェクトが、昨年5月からことし3月までに平均800余人の国際関係学者を対象に調査した結果、『中国は台湾に侵攻しないだろう』という回答が70%を占めた」と報道した。

また「もし中国が台湾に侵攻すると仮定した場合、90%以上は『対中制裁に賛成する』とし、80%は『台湾への軍事支援拡大を支持する』と答えた」と伝えた。

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