韓国法曹界によると25日、ソウル中央地検はこの日、70代の朴氏を特定経済犯罪加重処罰上の詐欺の疑いで拘束起訴した。
朴氏は昨年、マスク製造業者数十社からマスクを先に受け取りながら代金を支払っていない疑いを受けている。朴氏はマスク数千万枚を横領し、地方自治体と軍部隊などに寄付して「マスク寄付天使」として知られていた。
被害を受けた業者らの告訴によって捜査に着手した警察は、朴氏に対して拘束令状を申請したが、朴氏は昨年12月に予定された令状実質審査に出席せずに身を隠した。警察は2か月間の追跡の末、3日に朴氏を捕まえて拘束した。
検察は送致後に追加捜査を通じて、朴氏が詐取したマスクを利用して寄付行為などをすることにより、善行を施す有力実業家を装って事業投資家らを募集した事実を確認した。
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