中国でチベット族女性がライブ配信中に焼き殺された事件で犯人の死刑が確定(画像提供:wowkorea)
中国でチベット族女性がライブ配信中に焼き殺された事件で犯人の死刑が確定(画像提供:wowkorea)
2020年に中国のネット・インフルエンサーがライブ配信中に殺害された事件で、加害者の男に対する死刑判決が確定した。中国メディアが報じた。

 中国メディア「澎湃(ほうはい)新聞」によると、殺害されたのは四川省在住のチベット族女性・ラムさん(当時30歳)。彼女はインターネット上で故郷の風景やダンスなどを紹介していた。

 2020年9月14日、ラムさんが家でライブ配信を行っている時に元夫の男性が突然侵入し、ラムさんにガソリンをかけて火をつけた。ラムさんは重度の火傷を負い、約2週間後に亡くなった。

 ラムさんの姉によると、元夫はラムさんに対してしばしば暴力をふるっており、離婚後もラムさんに対する嫌がらせを続けていたという。

 2020年12月に元夫の男は逮捕され、21年10月14日に四川省アバ・チベット族チャン族自治州の中級人民法院(地方裁判所)で死刑判決を受けた。男は判決を不服として上訴した。

 2021年12月28日から四川省高級人民法院(高等裁判所)で審理が始まり、先日、一審の判決を支持する形で死刑が確定した。
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