ロシア大統領府が「中国からの軍事支援」の可能性を否定…「軍事行動は計画通り進んでいる」

ロシア大統領府は14日、ロシア軍が「ウクライナの各都市を占領し、戦略目標を達成する能力がある」と強調し、中国政府に支援を求める可能性を否定した。

　英メディア「ロイター」によると、ロシア大統領府のぺスコフ報道官は「ロシア国防相は可能な限り民間人の生命の安全を確保する。大都市を接収する可能性は排除しない」と述べた。その上で、同報道官はロシア軍がすでにウクライナのいくつかの大都市を包囲していると強調した。

　また、ロシア政府が中国政府に軍事支援を求める可能性については「ない」と否定。ぺスコフ報道官は「ロシアは自身の能力で軍事行動を引き続き行っていく。何度も言っている通り、軍事行動は計画通り進んでおり、目標は遅延なく達成されるだろう」と述べた。