尹錫悦次期大統領(左)と金建希夫人(右)(画像提供:wowkorea)
尹錫悦次期大統領(左)と金建希夫人(右)(画像提供:wowkorea)
ユン・ソンニョル(尹錫悦)次期大統領の配偶者であるキム・ゴンヒ(金建希)夫人が、(通話内容を)公開したインターネットメディア‘ソウルの声’の関係者たちを相手取り、訴訟を起こしていたことが明らかになった。ソウルの声は1月に金夫人と当該メディア所属のイ・ミョンス記者の通話内容を録音し、公開したところである。

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11日、裁判所によると、金夫人は1月17日にソウルの声のペク・ウンジョン代表とイ・ミョンス記者を相手取り、1億ウォン(約930万円)を請求する損害賠償訴訟を起こした。

金夫人は訴状で自身を「国民の力第20代大統領選挙の尹錫悦候補者の配偶者」と紹介し「被告たちの違法な録音行為と裁判所の仮処分決定趣旨を無視した放送で人格権と名誉権、プライバシー権、音声権を重大に侵害された」と主張した。

裁判所はこの事件を環境・メディア事件担当裁判部の民事201単独の部長判事に担当させた。裁判部は、まだ弁論または弁論準備の期日を指定していない。

ソウルの声が運営する同名のユーチューブチャンネルの撮影担当者でもあるイ記者は「大統領選を控えた1月中旬、金夫人と通話した内容を録音した。MBCと協業して録音内容を公開する」と明らかにした。

これを受け、金夫人は録音ファイルを公開できないよう、MBCとソウルの声を相手取り、仮処分を申請したが、裁判所は一部の私生活と関連した内容だけを除き、公開を許容する趣旨の決定を下した。

その後、MBCとソウルの声はそれぞれ放送とユーチューブチャンネルを通じて金夫人とイ記者の通話内容を公開している。

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