韓国政府、来月オミクロンのピークを予想し日常回復を推進(画像提供:wowkorea)
韓国政府、来月オミクロンのピークを予想し日常回復を推進(画像提供:wowkorea)
韓国政府が、コロナオミクロン株の感染拡大のピークを来月だと予想し、再び日常回復を推進する。

 保健福祉部のクォン・ドクチョル長官は24日、担当記者との対面懇談会で、オミクロンについて 「3月のピークを医療体系が持ちこたえることができれば、日常回復に向かうことができるだろう」と述べた。続いて「防疫緩和は重症患者数と致命率、入院率、病床稼働率などで判断されるもので、持ちこたえられる範囲内だ」とし「ソーシャルディスタンスなどで小規模事業者の困難はあったが、韓国は他の国と違って最大限流行を抑制しながら日常へ向かおうとしている」と付け加えた。

 中央防疫対策本部によると、同日午前0時基準のコロナ新規感染者は17万16人に達したが、重症患者は581人、全国の重患者専従病床稼働率は39.1%など、安定した状態が維持されている。

 政府はソーシャルディスタンスや防疫パス(接種証明・陰性確認)などもピークが過ぎた後、重症化率と致命率が安定すれば改編する立場だ。昨年12月以降、オミクロンの重症化率は0.38-0.5%、致命率は0.18-0.21%だ。

 キム・ブギョム首相もこの日、政府ソウル庁舎でのオミクロン対応専門家懇談会の冒頭発言を通じ、「最近疾病管理庁が韓国内の感染者を対象に分析したところによると、オミクロンの致命率はデルタに比べ4分の1程度、季節型インフルエンザの2倍程度に過ぎないことが分かった」とし、「3回目の接種を終えた人は致命率が季節型インフルエンザと同等になり、さらに60歳未満の場合は死亡の危険性がほとんどないことが確認された」と強調した。
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