ブリンケン米国務長官が太平洋諸島諸国の首脳と会談へ…「中国けん制」が目的か=台湾報道(画像提供:wowkorea)
ブリンケン米国務長官が太平洋諸島諸国の首脳と会談へ…「中国けん制」が目的か=台湾報道(画像提供:wowkorea)
米国のブリンケン国務長官が12日のフィジー訪問を控え、太平洋諸島諸国の首脳にワクチンを提供することなどを表明した。

 ブリンケン国務長官はオーストラリア・メルボルンで行われる日米豪印戦略対話(Quad)の会合に参加した後、フィジーを訪問する予定となっている。米国務長官としては約40年ぶりの訪問となる。

 オーストラリアのメディアによると、Quadでは中国によるフェイクニュース拡散や経済的圧迫への対応やウクライナ危機などが協議される予定となっている。

 また、ブリンケン国務長官はフィジー訪問時に太平洋諸島諸国の首脳18人とオンラインで会談することになっており、新型コロナウイルスへの対応など協議するとしている。そのほか、フィジーのバイニマラマ首相とは両国の協力関係強化について協議する。

 フィジーは太平洋諸島諸国で初めて中国と国交を開き、2018年以降は中国政府から数百代の軍用車を提供されるなど協力関係を深めている。
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