集まり6人まで・飲食店営業は午後9時まで　現行の防疫規制を2週間延長＝韓国

【ソウル聯合ニュース】韓国の金富謙（キム・ブギョム）首相は4日、新型コロナウイルスへの対応を話し合う中央災難（災害）安全対策本部の会議で、私的な集まりを最大6人に制限し、飲食店・カフェなどの施設の営業時間を午後9時までとする現行の防疫措置を20日までの2週間延長すると発表した。

　韓国政府は1月17日から2月6日までの3週間適用した防疫措置で、飲食店などの営業時間の制限は維持する一方、私的な集まりの制限は4人から6人に拡大していた。

　金首相は旧正月（今年は2月1日）連休が終わり、新型コロナの変異株「オミクロン株」の拡大が勢いを増しているとして、「今は安全運転が重要な状況」と表明。規制の一部緩和を求める意見もあったが、現行の措置を延長する方針を決めたと説明した。

　また、経口治療薬（飲み薬）の処方対象を7日からは現行の60歳以上から50歳以上に拡大する方針も明らかにした。