「韓国語」への関心、「Kコンテンツの拡散」に好循環=韓国(画像提供:wowkorea)
「韓国語」への関心、「Kコンテンツの拡散」に好循環=韓国(画像提供:wowkorea)
「韓国語、韓国文化が広まることにより韓国の地位が高まり、韓国語と韓国文化がより多くの関心を集める好循環が実現する絶好の機会になったと思います」

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 国際韓国語教育学会のパク・ギヨン会長は、「2022年新年、韓国語への関心がKコンテンツの拡散につながるだろう」と見通した。国際韓国語教育学会は1985年に設立され、韓国語教育学の学問的土台の確立と韓国語教育現場の発展のために力を尽くす、韓国語教育4大学会の一つだ。

 パク会長は「1990年代末にも『韓流』という用語ができるほど韓国の大衆文化が外国で流行したことがあった」とし「その当時は日本、中国、東南アジアなど主にアジア地域に限られた現象だった」と指摘した。しかし「今や韓国文化、韓国語に対する関心は全世界的な現象となった。コロナがなかったらより多くの外国人が韓国に来て韓国文化を経験し、韓国語を学んだのではないかと思う」と残念な気持ちを表した。

 パク会長は、ボーイズグループ「BTS」やドラマ「イカゲーム」などが触発した韓国語ブームが韓国文化の拡散の大きな変化・機会をもたらすと予想した。パク会長は「Kポップ、韓国ドラマが『韓国語学習』に直接的な影響を与えている。重いテーマに対する関心ではなく、歌の歌詞に込められたメッセージを理解するため、ドラマや映画のセリフに込められた意味とニュアンスをよく理解するために韓国語を学んでいる」と説明した。少数のマニア層だけではなく、世界の多くの国で多くの人が韓国語を学んでおり、この機会を活用すれば韓国語の力が大きく拡大するだろう」と強調した。

 パク会長はまた、世界各地にいる外国人がさまざまなプラットホームを利用して韓国語を学んでおり、自国に設立された世宗学堂など韓国語教育機関を訪れ、「自発的に」韓国語を学んでいる点にも注目した。実際、韓国語と韓国文化を全世界に普及させている世宗学堂財団は、世界82カ国234か所(2022年1月基準)の世宗学堂を通じて外国人に専門的かつ体系的な韓国語教育と韓国文化体験の機会を提供している。ハイブの子会社ビッグヒットエデュは、グローバルファンが楽しく簡単に韓国語を学習できるよう開発した教材「Learn!KOREAN with BTS」のパッケージを発売し、韓国語拡散の一助となっている。 パク会長は「これまで以上に韓国語と韓国文化の地位が高まった時期」とし「今後もさらにその地位が高まる可能性が高い」と見通した。

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