韓国中央防疫対策本部のイム・スギョン状況総括長は3日、定例ブリーフィングで「外国の場合、これまでの感染状況によって自然免疫を獲得するケースが多かったが、韓国ではそうなっていない」、「他国の防疫政策を参考にはするが、当該国と韓国を一対一で比較するのは容易ではなく、そのまま取り入れるには無理がある」と話す。
また、「オミクロン株は伝播速度が非常に速いが重症化率や致命率は低い。デルタ株に比べて韓国でも致命率は5分の1程度になることが確認されている」、「重症化率や致命率が低いため、楽観的な見方が出ているとみている」と続けた。
さらに、「デンマークやノルウェーなど最近防疫措置を緩和している国を見ると、感染率が10%程度ということが分かっている」、「韓国では外国と比較したとき、強い感染管理を行ってきた」と説明した。
また、「オミクロン株は伝播力が速いという特性を持っているため感染者が大幅に増加する可能性がある。いくら重症化率が低いといえども感染者が急増すれば、重症者数が必然的に増加してしまう問題も考えられる」、「韓国で医療体制がひっ迫すること、それが直接的な死亡や健康上の被害に繋がってしまう恐れもある」と付け加えた。
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