五輪控えた北京、防疫強化「累積感染者数が三桁に」=韓国報道(画像提供:wowkorea)
五輪控えた北京、防疫強化「累積感染者数が三桁に」=韓国報道(画像提供:wowkorea)
2022北京冬季五輪を控えた中国北京で、新型コロナ累計感染者が3桁に増えた。中国北京当局は、防疫政策を強化しているが、デルタ変異株の感染が拡大し、なかなか落ち着かない状況だ。

30日、中国国家衛生健康委員会によると、前日、北京では一日20人の感染者が発生した。今月15日、北京で初のオミクロン変異株の感染者が出てから、累積感染者数は二週間で105人に増えた。

感染者は、デルタ変異株感染者が102人と、ほとんどを占めている。このうち症状のある感染者は90人で、無症状者は12人である。

中国は、新型コロナ陽性者の中、症状がない人は感染者から除外している。しかし、無症状の感染者がほとんど感染者に転換されるという点で、北京内の感染者数は増え続けると思われる。

前日だけでも、新規感染者20人のうち2人は無症状感染から感染者に転換された事例だった。

また、北京の感染者は、豊台区に集まっていたが、この日は、豊台区(13人)のほか、大興区(4人)、朝陽区(2人)、西城区(1人)などでも感染者が発生した。

感染者が増加し、北京には複数の臨時検査所が設置された。北京防疫当局は、感染者だけでなく、濃厚接触者の動線にいる住民に対しても、検査を受けるように勧めている。

中国は、オリンピック開幕式が5日前に迫ったうえ、春節(中国旧正月)の連休まで重なり、緊迫している。

北京当局はこの日、春祭の期間「集まらなければ集まらず、人数を少なく集めることができれば少なく集める」というスローガンのもと、外食を自制するよう案内文を発表した。また、家族の外食は10人以下とし、食事時間は2時間以内にすることを要請した。

北京商務部(省)の関係者は「飲食店で長時間食事、会話をしないこと」とし、「飲食店で食べるのではなく、テイクアウトなど自宅で食べることを勧める」と述べた。

一方、中国全域の前日の新規感染者数は、北京20人、浙江(せっこう)19人、黒竜江8人、天津4人、河南2人、雲南1人など、54人と集計された。

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