中国本土、新規コロナ感染者「24人」…オリンピック開催を控えた北京で感染続く＝中国報道

中国の国家衛生健康委員会の発表によると、1月25日の1日で、中国全土において44例の新型コロナウイルス感染例が確認された。そのうち24例が中国本土での感染例であった。

中国本土での感染例24例は、北京14例〈豊台（ほうたい）区9例、朝陽（ちょうよう）区3例、大興（だいこう）区1例、西城（せいじょう）区1例〉、黒竜江（こくりゅうこう）省4例〈全て牡丹江（ぼたんこう）市〉、新疆ウイグル自治区2例〈全てイリ・カザフ自治州〉、河北（かほく）省1例〈保定（ほてい）市〉、遼寧（りょうねい）省1例〈瀋陽（しんよう）市〉、河南（かなん）省1例〈安陽（あんよう）市〉、広東省1例〈中山（ちゅうざん）市〉であった。

その他20例は国外からの感染例（上海10例、広西チワン族自治区4例、北京2例、天津（てんしん）2例、河南省1例、重慶（じゅうけい）1例）である。国内感染例も含め新たな死亡例は確認されなかった。

中国本土では同日、173人が完治し病院より退院している。また、濃厚接触者3395人の医学的観察が解除となった。

1月25日の時点で、中国本土での現在の確定患者数は2487人となる。そのうち8人が重症患者である。また、現在感染者の濃厚接触者として医学的観察対象となっているのが、4万1953人にのぼる。