18日(現地時間)、CNNなどによると、ブリンケン米国務長官とラブロフロシア外相は、21日にスイスのジュネーブで会い、ウクライナ事態について話し合うと国務省高官が確認した。2人は先月2日、スウェーデンのストックホルムで会ったが、これといった合意点は見出せなかった。
今回のジュネーブ会談は同日、両首脳間の通話で合意した。ブリンケン長官は18-20日、ウクライナとドイツを訪問することにしたが、その直後、ラブロフ外相との日程を急きょ追加したのだ。ブリンケン長官は19日、ウクライナの大統領、外相と会う。20日にはドイツ・ベルリンへ渡り、ドイツ、英国、フランスと会談する。
今回の米ロ外相会談が注目されるのは、最近、欧米陣営とロシアの交渉がいずれも失敗に終わっているためだ。米国とロシアは先週、米ロ戦略安定化協議(SSD)、北大西洋条約機構(NATO)、欧州安保協力機構(OSCE)などを通じてウクライナ問題について話し合ったが、立場の違いを確認するのに止まった。ホワイトハウスでは来月中旬、侵攻説まで持ち上がった。戦争危機が説得力を持って出回るほど、緊張感が高まっているのだ。
高位当局者は「ブリンケン長官はラブロフ長官に会ってウクライナをめぐる緊張緩和のための即刻的な措置を促す」とし「ブリンケン長官は外交的な出口があるか確認するために150%努力している」と伝えた。
これに先立ち、この日ラブロフ長官との通話でブリンケン長官は「緊張緩和のために外交経路を持続するのが重要だ」とし「米国はウクライナの主権と領土保全を約束する」と明らかにしたと国務省側は伝えた。
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