中国国内のコロナ感染拡大を受けてトヨタとフォルクスワーゲンの関連工場が稼働停止(画像提供:wowkorea)
中国国内のコロナ感染拡大を受けてトヨタとフォルクスワーゲンの関連工場が稼働停止(画像提供:wowkorea)
中国での新型コロナウイルス感染拡大の影響で、独フォルクスワーゲン傘下の変速機メーカー・大衆汽車自動変速器(天津)と同合弁会社・一汽大衆の天津工場が今週月曜日から稼働停止している。両工場の全社員は今週PCR検査を2回行っており、現在結果を待っている。

 これについて、フォルクスワーゲン側は「できる限り早く生産を再開し、損失を補填(ほてん)できるよう願っている」というコメントを発表している。

 統計によると、一汽大衆は2021年に177万台の新車を販売しており、中国国内でのシェア1位を維持しているが、前年同期比では15.7%減少している。この減少幅はこれまでで最も大きいものだ。
 
 また、トヨタ自動車の合弁会社・天津一汽トヨタ自動車も今週月曜日から工場稼働を停止している。一汽トヨタ側は「この2日間、スタッフ全員がPRR検査を受けた影響で、天津工場は稼働停止したが、できるだけ早く生産を再開する予定だ」と発表した。同工場の1年間の生産能力は62万台とされている。

 統計によると、一汽トヨタの2021年の販売台数は86万台で、2020年に比べて8%増加した。
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