釜山で集団感染相次ぐ=韓国(画像提供:wowkorea)
釜山で集団感染相次ぐ=韓国(画像提供:wowkorea)
韓国プサン(釜山)で集団感染が相次いで発生し、防疫当局に緊張が走っている。

釜山市は8日午後2時までに新型コロナウイルス新規感染者が153人となり、累積2万6841人に増えたと発表した。前日も一日で181人の感染者が発生していた。

今月4日、市内の幼稚園児1人が陽性判定を受けた後、追加検査で園児2人、濃厚接触者2人も陽性となり、これに関連する感染者は17人となった。すでに感染者が出ていた別の療養型病院でも新たに1人が陽性となり、累積で入院患者59人、病院関係者6人、濃厚接触者4人など累積69人にのぼった。

西区の市場でも労働者2人が陽性判定を受け、感染者は累積20人となった。

最近、釜山ではオミクロン株感染者が相次いで発生している。市内バスの公共車庫では前日までに関連する感染者23人のうち9人がオミクロン株への感染が確認されている。これを受け防疫当局は、当該車庫を利用した市内バスの路線を公開し、乗客らに検査を受けるよう促している。

また、今月2日、最初にオミクロン感染者が出たヘウンデ(海雲台)区の室内体育施設もオミクロン株集団感染事例と認定された。

前日までに確認された釜山のオミクロン株感染者は計64人に上る。重症患者用の病床稼動率は79.4%、一般病床の稼働率は61.2%となっている。

新型コロナウイルス関連の死亡は70代2人で、いずれも基礎疾患があった。現在の重症患者数は49人で、年齢別は70代以上28人、60代17人、50代2人、40代以下2人だ。
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