文大統領は民主平和統一諮問会議の全体会議にビデオメッセージを寄せた=17日、ソウル(聯合ニュース)
文大統領は民主平和統一諮問会議の全体会議にビデオメッセージを寄せた=17日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は17日、ソウルで開かれた大統領直属の諮問機関・民主平和統一諮問会議の全体会議で、朝鮮戦争の終戦宣言について「戦争の記憶と離散の傷を癒やして、理解と協力、寛容と包容の価値を共有し、朝鮮半島の平和の時計が再び回り出す動力になるだろう」と述べた。

 文大統領はビデオメッセージによる開会のあいさつで「朝鮮半島の非核化と恒久的平和への道は未踏の道だが、われわれが進む道は人類が願ってやまない平和の道となるだろう。不確実で困難な道だが、われわれは進むことができ、進まなければならない」と強調した。

 また、「終戦宣言は大陸と海洋を結ぶ朝鮮半島の地政学的利点を最大化し、平和が経済となる出発点になるだろう。政府は対話と協力のために最後まで最善を尽くし朝鮮半島平和時代への大転換をリードする」と述べた。


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