北朝鮮が米国の北京五輪への外交ボイコットに初めて言及し、米国を暗に非難した(イラスト)=(聯合ニュース)
北朝鮮が米国の北京五輪への外交ボイコットに初めて言及し、米国を暗に非難した(イラスト)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】北朝鮮の外務省は10日、米国が北京冬季五輪に選手団以外の外交使節団を派遣しない「外交ボイコット」を発表したことについて、ホームページに「中国の外務省報道官が新疆ウイグル自治区での種族撲滅など人権問題を口実に2022年北京五輪に対する外交ボイコットを宣言した米国を強力に糾弾した」と批判した。北朝鮮が米国の北京五輪外交ボイコットについて言及するのは初めて。 外務省は「米国で起きたインディアン虐殺こそ種族撲滅」として、「米国はイデオロギーの偏見でうそを広め、五輪を妨害しようとしている」と主張した中国外務省報道官の発言を伝えた。 また、「スポーツの政治化を中止すべきで、そうしない場合、国際・地域問題に関連した中国と米国の対話と協力に損害を与える」とした中国外務省報道官の発言も紹介した。 米国はこのほど北京五輪への外交ボイコットを表明した。北朝鮮は新型コロナウイルスの感染対策で国境を封鎖している中、北京五輪に参加するかどうかを明らかにしていない。
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