ウィズコロナ時代、文化・観光・コンテンツの未来は?=韓国(画像提供:wowkorea)
ウィズコロナ時代、文化・観光・コンテンツの未来は?=韓国(画像提供:wowkorea)
韓国文化観光研究院(以下、研究院)は10日、「ウィズコロナ時代、文化・観光・コンテンツの未来」をテーマにオンラインセミナーを開催すると明らかにした。

 開院19周年を迎えて開かれる今回のセミナーは、10日午前10時から開かれる。セミナー第1部では、「2021年の主な研究成果:文化・観光・コンテンツの未来」をテーマに、研究院の文化研究本部、観光研究本部、文化産業研究センターが行った研究成果を紹介する。

 セミナー2部では「ウィズコロナ時代:文化・観光・コンテンツ分野に及ぼした影響と国民認識」をテーマに、コロナの影響およびウィズコロナ時代の文化・観光分野に対する国民認識調査結果を発表する。

 分析結果によると、文化体育観光分野は、生産・消費・雇用等の経済活動全般において全産業より減少幅が大きく表れた。

 1~3次拡散期には生産活動に衝撃が集中し、時差があって消費・雇用活動に衝撃が連鎖した。この時期は、感染者数に比例する形でサービス業(観光旅行、創作および芸術、映画およびビデオ商営業等)に被害が集中したことにより、対面業種と非対面業種間の差が大きく開いた。

 まず推進すべき文化・観光分野の政策として、「全国民の自由な文化芸術を享受する支援」(73.9%)と「韓国内観光への参加環境の改善」(59.9%)が高く、韓国国民の文化・観光に対する政策需要が明らかになった。

 キム・デグァン院長は「ウィズコロナ時代転換に備え、文化・観光分野の現場を綿密に把握することが未来政策の方向性を模索するための重要な土台になる」とし「研究院で今年進行した研究の成果を土台に、今後重点的に推進すべき政策の方向性を模索する機会になることを期待する」と述べた。
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