振り込め詐欺で定期預金を解約しようとした顧客、銀行員が守る=韓国報道(画像提供:wowkorea)
振り込め詐欺で定期預金を解約しようとした顧客、銀行員が守る=韓国報道(画像提供:wowkorea)
今月16日午後2時ごろ、Aさん(78歳)は娘を拉致・監禁しているので現金を用意するよう電話を受けた。困ったAさんはBNK貯蓄銀行ヘウンデ(海雲台)支店で定期預金2000万ウォン(約190万円)を途中解約して現金にしようとした。

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解約申請の後も不安げな表情で電話をしていたAさんを見て不審に思った銀行員のイ・ジウンさんは、まず銀行に現金が足りないと話して時間を稼いだ。そして通話中のAさんにメモを渡し、振り込め詐欺の疑いについて問い、振り込み詐欺であることに気づいた。その後ただちに警察署に通報し、Aさんの被害を食い止めた。

BNK貯蓄銀行によると27日、行員のイ・ジウンさんは、素早い状況把握や対処で、顧客の資産を守った功績が認められ、この日海雲台警察署から感謝状を受け取った。

BNK貯蓄銀行は電子金融詐欺に対する警戒強化と顧客被害の最小化のために展開している「消費者苦情ゼロ、振り込め詐欺ゼロキャンペーン」が効果をあげたとみている。当銀行ではキャンペーンを通じて、主要な金融詐欺の事例や予防法、対応要領などを周知するセミナーを定期的に開いている。

BNK貯蓄銀行のソン・ミョンファン代表取締役は「振り込め詐欺予防キャンペーンを通じてお客様の大切な資産を守ることができた。安全で心強い、地域を代表する金融機関になれるよう、さらに努力する」と述べた。
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