中国上海、新型コロナ市中内感染者を確認…友人同士で蘇州を旅行＝中国報道

11月25日午後6時、上海市は新型コロナウイルス感染症の予防対策に関する記者会見で、上海市内で新型コロナウイルスの新規感染者が3人確認されたと発表した。現在この3人は所定の医療施設で隔離治療を受けており、病状は安定しているという。

3人は友人関係であり、11月19日～21日に江蘇省蘇州を旅行し長時間一緒に行動していた。

そのうち34歳の女性は、福建省アモイに住んでおり、11月12日にまずアモイから北京へ移動し、15日に上海に到着した。25日午前、PCR検査で陽性反応を示し、新型コロナウイルス感染の確定診断を受けた。

残り2人は上海在住（浦東新区、青浦区）である。3人とも新型コロナウイルスワクチンを2回接種済みだ。

上海市はすぐに濃厚接触者などにPCR検査を行ったが、現在のところ新たな感染は確認されていない。