韓国の教会で大規模な集団感染、大部分は「ワクチン未接種」

韓国のチュンナム（忠南）チョンアンシ（天安市）にある宗教施設で、大規模な新型コロナウイルス集団感染が発生した。

　24日、天安市によると宗教施設で現在まで232人が新型コロナウイルスに感染したことがわかった。

　去る21日に1人の感染が判明した後、22日に8人、23日に222人など3日間で累積感染者が231人まで増加した。

　市の調査結果によると、感染者208人のうち最初の調査を終えた179人の91.6%にあたる164人がワクチン未接種だった。このうち大部分は無職で、外部での活動なく宗教施設が形成した「村」で生活していたという。

　市は、住民らを対象に症状がなくても24日午前0時から24時間以内にPCR検査を実施するよう行政命令を下す予定だ。