韓国メディアは、タイ通商代表の発言は中国へのけん制を強化すると同時に、韓国など同盟国を巻き込もうという動きと見ている。
SKハイニックスは中国・江蘇省無錫市の半導体工場にオランダASML製のEUV露光装置を導入する予定だった。しかし、米国は同設備が中国の「軍事力増強」に利用されることを懸念しており、SKハイニックス側の計画に反対している。
タイ通商代表はさらに「国家の安全は軍事・国防だけでなく、より広い範囲にわたるもの」と発言し、より広い分野で外資による中国企業への技術導入をけん制していくことを示唆した。
韓国メディア「ソウル新聞」はタイ通商代表の発言について、米国の対中輸出規制政策のさらなる拡大を暗示するものと分析している。
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