韓国与党「共に民主党」のイ・ジェミョン(李在明)次期大統領候補は23日、「チョン・ドゥファン(全斗煥)氏は内乱・虐殺事件の主犯」と述べた。

李候補はこの日午前、ソウルの民主党舎で開かれた「デジタル大転換公約発表」後に、「全氏は最下数百人を殺傷した、私的欲望のため国家権力を簒奪(さんだつ)した、決して許すことのできない犯罪に対し、最後の瞬間まで反省と謝罪をしなかった」と話した。

続いて、「(全氏は)重大犯罪行為を認めもしなかったことを、本当に残念に思う」とし、「二度とこうしたことが起きないよう、まだ未完な状態の5・18民主化運動の真相が明らかになるよう、関連者らの良心宣言に期待する」と明らかにした。

李候補は、弔問の予定を問う質問に対し、「現在の状態では弔問は考えていない」と答えた。

一方、全斗煥元大統領はこの日午前8時40分ごろ、ソウルの自宅で死去した。90歳だった。遺体はソウル・シンチョン(新村)延世大学セブランス病院に移された。
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