日中韓による「環黄海経済技術交流会議」の交流地域(画像提供:wowkorea)
日中韓による「環黄海経済技術交流会議」の交流地域(画像提供:wowkorea)
韓国のプサン(釜山)市は、日中韓3か国の産業省庁が共同で主催する国際会議である2022年の「第20回 環黄海経済技術交流会議」を誘致したと、きょう(18日)明らかにした。

最近は新型コロナウイルス感染症事態の長期化により、これまで推進してきた日本・中国との交流事業がキャンセルまたはオンライン事業に転換されるなど、国際交流の状況がよくない中、釜山市は新たな経済交流と協力事業推進など超広域経済圏形成のためのきっかけを作ろうと「環黄海経済技術交流会議」を推進した。

ことしの7月にはロッテホテル釜山で日韓産業技術協力財団と共同主催し「企業持続経営戦略セミナー」を開催し、11月1日にはソウルで開かれた「日韓経済協力会議」に出席し、釜山市との日中韓経済協力事業を提案した。このような釜山市の積極的な誘致活動と産業通商資源部(経済産業省に相当)・日韓経済協会などとの継続的な協議を通じて、来年「環黄海経済技術交流会議」を釜山に誘致することができた。

「環黄海経済技術交流会議」は日中韓の3か国が巡回で開催する経済産業分野の国際会議で、2001年に福岡で初めて開催され、2018年までに計18回開かれている。

パク・ヒョンジュン (朴亨ジュン)釜山市長は「今回の交流会議の誘致を通して、2030釜山世界博覧会の広報、地域企業の輸出販路拡大、観光事業および投資誘致促進など、地域経済に与える波及効果は大きいものと予想される」とし「今回の国際会議の誘致をきっかけに、段階的日常回復とウィズコロナ以降の時代に、日中韓が新たに経済協力を強化していく動力を改めて築いていく」と語った。

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