板門店(資料写真)=(聯合ニュース)
板門店(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】在韓国連軍司令部は18日、南北軍事境界線がある板門店の共同警備区域(JSA)を見学するツアーを30日に再開すると発表した。韓国政府が1日から新型コロナウイルスの新たな防疫体制「段階的な日常生活の回復(ウィズコロナ)」を実施していることを受け、韓国統一部と協議した上でツアー再開を決めた。

 国連軍司令部は、新型コロナの感染状況を注視しながらツアー参加者の保健・安全に必要な措置を取ると説明した。

 JSA見学ツアーは、南北軍事境界線を挟む非武装地帯(DMZ)を含めた朝鮮半島の安全保障状況と朝鮮戦争休戦協定に対する人々の認識を高める目的で実施されている。

 韓国での新型コロナ感染拡大により昨年12月18日に休止された後、今年4月20日に一部再開した。だが首都圏で感染が再拡大し、7月9日に以前の防疫対策「社会的距離の確保」の最高レベル引き上げが決まると再び休止となった。


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