“11人で会食”韓国首相、防疫マニュアル違反で「過料処分」に(画像提供:wowkorea)
“11人で会食”韓国首相、防疫マニュアル違反で「過料処分」に(画像提供:wowkorea)
韓国のキム・ブギョム(金富謙)首相が先ごろ防疫マニュアルを違反し、11人の会食に参加し物議を醸した中、「過料処分」が科せられることがわかった。

 中央事故収拾本部のソン・ヨンレ社会戦略班長は15日午前、定例ブリーフィングで「防疫マニュアルについて、該当自治体が調査し過料処分を下した」と明らかにした。また「先週土曜、過料納付措置が完了し行政処分が成された」と説明した。

 これに先立ち、中央災害(災難)対策安全本部の本部長であり、防疫責任者である金首相が防疫を違反した事実が去る11日にわかった。

 首相室によると、金首相は段階的な日常回復施行から6日目の今月6日、ソウル市チョンノ(鍾路)区の首相官邸で大学の同期やその家族10人と会食。参加した人数は金首相を含め11人だった。首都圏では現在、私的な集まりの人数は「10人まで」となっている。

 金首相は12日、政府ソウル庁舎で国政懸案点検調整会議を主宰し「先週末に友人と会い、防疫マニュアルの人数を超えて食事した」とし、「予定になく、一緒にいらっしゃった友人の奥さんをそのまま帰すわけにはいかなかったため同席したが、経緯はどうであれ、防疫マニュアルに違反したことは事実だ」と説明。

 続けて「国民に中央災害(災難)対策安全本部長として何とお詫びの言葉を申し上げればいいのかわからない」とし、「今後、二度とこのようなことがないよう、徹底的に私自身が改めて確認することを約束する」と謝罪した。
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