ムン・ジェイン(文在寅)大統領は12日、大統領府で2021年のAPEC(アジア太平洋経済協力会議)首脳会議にオンライン出席し、「共に日常を取り戻すための積極的な協力が必要で、ワクチン接種相互認証を始めとする各国の努力を歓迎し、具体的な共同基準を設けていくことを提案する」と明らかにした。

文大統領は会議で「人材交流と物品の移動が円滑になれば、より良い日常回復を促進できる」と述べた上で、このように明らかにした。今年のAPECテーマが「私たちと未来世代の繁栄に向けたコロナ回復」であるだけに、地球規模のコロナ協力を強調したのだ。

文大統領は「開放的で公正な貿易秩序の復元で、もっと堅い経済共同体にならなければならない」とし「早いコロナ危機克服とグローバル供給網の安定も多者主義と互恵的協力に基づいた自由貿易にかかっている」と強調した。 最近、グローバル供給網に亀裂が生じ、尿素水大乱が起きた状況で、これについて触れた。

また「自由貿易を通じて成長した韓国は国際貿易体制守護の重要性を誰よりもよく知っている。デジタル貿易の機会を積極的に活用してデジタル経済時代を共に切り開いていくことを提案する。」と強調した。
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