ヨーロッパでは新型コロナの感染者が再急増する中、オランダは「ロックダウン」政策を再び実施した(画像提供:wowkorea)
ヨーロッパでは新型コロナの感染者が再急増する中、オランダは「ロックダウン」政策を再び実施した(画像提供:wowkorea)
ヨーロッパでは最近、新型コロナウイルスによる感染者が再急増する中、オランダは「ロックダウン(封鎖)」政策を再び実施した。

ワクチン接種の拡大によりヨーロッパは早くから「ウィズコロナ」を施行していたが、感染者が急増したことで、オランダは最も早く封鎖政策を再開したのである。

12日(現地時間)AFP・ロイター通信などによると、オランダのマルク・ルッテ首相はこの日の午後、TV演説を通じて「今夜我々は、残念ながら広範囲における措置を発表する」とし「封鎖措置の再稼働」を伝えた。

今回の措置は3週間実施される。今月13日から全てのスーパーや食堂・酒場は午後8時までの営業となり、非必須商店は午後6時までに営業を終えなければならない。

防疫措置も再び施行され、家族への訪問客は4人までに制限され、必要のないかぎり仕事は在宅勤務が勧告される。

また各種のイベントは中断され、来週に開催されるノルウェーとのワールドカップ予選試合も無観客で行なわれる。

ただ、学校の登校は引き続き許可され、外出制限はないことになった。

オランダは、前日につづき2日連続で新規感染者が1万6000人に達し、昨年12月の1万3000人の記録を大幅に超えた状況で、他のヨーロッパの国々も新型コロナの感染者数がこれまでの最大値へと上昇していることで、封鎖政策を検討している。

ドイツは今月10日、一日の新規感染者がこれまでの最大値である5万人を超えるなど状況が急速に悪化したことで、新型コロナワクチン未接種者による主要イベントへの出入りが制限されるなどの対策を検討している。

オーストリア政府も「ワクチン未接種者に対する封鎖政策が必要だ」と伝えた中、首都ウィーンはEU(ヨーロッパ連合)内で初めて「5~11歳の児童にもワクチン接種を開始する計画だ」と明らかにした。

最近一日の新規感染者がこれまでの最大値に近づいたチェコは、今月22日と29日の2回にわたって全国の全ての学生を対象とした新型コロナの検診を実施する計画である。

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