4日、ソウルヨンサン(龍山)警察署によると、ゴリラに扮装していた外国人の男Aは「スマートフォンカメラが女性に向けられていたのは確かだが、撮影ではなく、故郷の家族と映像通話していた」と供述した。
警察はAのスマートフォンを押収し解析した結果、事件発生時間を前後し映像通話の記録が存在することを確認。また、Aのスマートフォンから女性の身体部位を撮影した写真や映像などは発見されなかった。警察はAが写真や映像を削除した可能性もあると見て、コンピュータ・フォレンジック作業をおこなっている。
現行性暴力犯罪の処罰等に関する特例法は対象者の意思に反する“撮影”のみを違法として規定しており、Aの主張どおりであれば、彼の行為を違法と見るには難しい。ただし、被害女性が性的羞恥心を抱くほどカメラを向けたり、通話相手に女性の身体部位を見せ転送したりした記録が残っていれば、犯罪に該当する場合もある。
これにAは今週、龍山警察署に出向き被疑者調査を受けることになっている。
該当事件は先月31日、梨泰院の街を撮影したYouTube映像内に、Aが前を歩く女性の尻を隠し撮りするような姿が映し出されたことで、物議を醸していた。
当時、Aの行動を見ていた別の男性はAに親指でサインを出し、これにAもOKサインを出した。被害女性は1日、Aを相手に告訴状を提出するに至った。
Copyrights(C) Edaily wowkorea.jp 3