第3四半期なのに「1兆ウォン達成」…製薬・バイオ企業が好調=韓国(画像提供:wowkorea)
第3四半期なのに「1兆ウォン達成」…製薬・バイオ企業が好調=韓国(画像提供:wowkorea)
今年第3四半期までの累計売上高が1兆ウォン(約964億円)を突破した製薬・バイオ企業が続々と明らかになり、今年だけで10社程度の「1兆ウォンクラブ」が誕生するとして期待を集めている。新型コロナウイルスの特需が維持されながら、製薬・バイオ業界の成長が続いている。

業界によると3日、主要製薬・バイオ企業の今年第3四半期の営業実績が昨年より大幅に上昇した。サムスンバイオロジックスは、第3四半期の売上高が4507億ウォン(約434億円)、営業利益は1674億ウォン(約161億円)を記録し、2四半期連続で四半期最高の実績を更新した。

これにより、第3四半期の累計売上高は1兆1237億ウォン(約1083億円)となり、すでに1兆ウォンクラブを達成した。昨年1年間で記録した総売上高1兆1648億ウォン(約1123億円)に近い実績だ。累計営業利益も4085億ウォン(約394億円)となり、昨年の年間営業利益より1157億ウォン(約115億円)も上回った。

サムスンバイオロジックスの相次ぐ実績上昇は、昨年完成した第3工場が本格稼動されながら、稼働率が上昇したことによる結果だ。ここに新型コロナウイルスの特需により新製品を受注したことも肯定的に作用した。第4四半期にモデルナ社の同ウイルスワクチンが本格的に生産されることになれば、売上高の上昇幅はさらに大きくなる見通しだ。
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