防疫当局「ワクチンパス導入猶予などない、必要不可欠」=韓国(画像提供:wowkorea)
防疫当局「ワクチンパス導入猶予などない、必要不可欠」=韓国(画像提供:wowkorea)
韓国防疫当局は接種証明・陰性確認制、いわゆる「ワクチンパス」導入時点には変わりがなく、必ず必要だとの立場を明らかにした。

 中央事故収拾本部のソン・ヨンレ社会戦略班長は27日の定例ブリーフィングで「ワクチンパス導入を延期する案は今、特別な意見や世論、あるいは争点が形成されていないとみている」と述べた。これを前に、48時間の効力のみ適用される陰性確認書の不便さなどのため、一部で導入を猶予すべきだとの声が出ていた。

 ソン班長は「『日常を回復する』ということ自体で最も重要案措置のうちの1つは各種社会的規制をすべて解除する部分」とし「当然、防疫的な危険性は大きくなる」と述べた。

 また、「日常回復のために距離確保を解除する中で、それに対する防疫管理を何も実施しなければ、当然防疫状況は悪化せざるを得ない」とし「私たちが期待するいかなる安定的な防疫管理状況を超えて、医療システムの余力が手に負えない状況が現れるだろう」と述べた。

 ソン班長は「補完措置として、ワクチン接種証明制と陰性確認制を通じて、最小限の危険性を統制するという考えだ」とし「この制度の実施は、現在としては必ず必要だと判断する」と強調した。


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