北京市で「台湾光復76周年学術座談会」を開催…中台の学者が「抗日戦争」について討論=中国報道(画像提供:wowkorea)
北京市で「台湾光復76周年学術座談会」を開催…中台の学者が「抗日戦争」について討論=中国報道(画像提供:wowkorea)
中国・北京市の中国人民抗日戦争紀念館で25日、台湾の光復(日本統治からの解放及び「中国」への復帰)76周年を記念する学術座談会が行われた。

 座談会は中国人民抗日戦争紀念館と台湾抗日志士親属協進会の主催で行われた。

 座談会では、台盟中央宣伝部、中国社会科学院、台湾抗日志士親属協進会、台湾中華両岸和平発展聯合会の研究者がそれぞれオフラインまたはオンラインで参加した。研究者らは「台湾同胞」の抗日戦争参加、台湾に現存する抗日遺跡、台湾の抗戦史における重大事件・人物、「両岸同胞」による偉大なる大復興の成功などについて討論した。

 台盟中央宣伝部の穆学鋒部長は「76年前、台湾は日本の50年にわたる植民統治から完全に解放され、再び祖国に復帰した。これは永遠に歴史に残る輝かしい出来事であり、台湾が中国領土の一部であることを証明するものだ。大陸と台湾が一つの中国に属するという事実は不変だ。台湾は祖国に復帰したのだから、中華民族としてともに努力していかなければならない。『両岸同胞』は中華民族の偉大なる大復興のために手を取って協力していかなければならない」と述べた。

 台湾抗日志士親属協進会の䔥開平会長は「台湾光復節の最も主要な意義は我々が炎帝・黄帝の子孫だということを記憶することだ。台湾人の祖国を想う気持ちは永遠に変わらない。台湾人民が武装して日本と戦ったことは、我々の偉大な民族精神において欠かせない部分である。台湾人民は常に両岸の平和的統一を願っており、これは歴史的に必然の流れでもある」と話した。

 中国人民抗日戦争紀念館の羅存康館長は「両岸(中台)は一つの中国に属している。当館は両岸の抗戦史専門家のみなさんのためのプラットフォームとなり、より多くの『両岸抗戦史』研究成果を展示していきたい。我々は両岸がともに抗戦した歴史を絆とし、両岸の文化交流を促進し、祖国統一と中華民族の偉大なる大復興のために貢献していく」と述べた。


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