竹島(韓国名:独島)(画像提供:wowkorea)
竹島(韓国名:独島)(画像提供:wowkorea)
韓国・山林庁の国立樹木院はきょう(25日)「独島(日本名:竹島)の日」を迎え、竹島の生態的保全価値を知らせ韓国の領土主権確立のために、竹島に自生する植物分布情報を初めて地球規模生物多様性情報機構(GBIF)に登録した。

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竹島は、地政学的に日本海の南西部に位置して周辺国の動きを見渡ることができ、軍事的要衝地であり日本海をとりまく周辺国をつなげてくれる役割をする。また学術的にも非常に重要な価値をもっていて、竹島はウルルンド(鬱陵島)とともに韓国の代表的な大洋島として島が形成されて以降、周辺の大陸と一度もつながったことはなく、多様で独特な鬱陵島・竹島の特産生物が分布している。

今回登録された植物分布情報は、2012~2013年まで国立樹木院が竹島で調査した資料と1947年~2018年まで発表された文献・標本資料を全て総合した資料であり、竹島の植物の多様性に関する基準となる資料である。

調査された植物の中には、全世界で鬱陵島・竹島にだけ生息する特産植物5種と、山林庁指定の希少植物も含まれている。

今後は、この植物に対する種の保全のために、国際自然保護連合(IUCN)のレッドリスト(絶滅危惧種リスト)に登録する案も検討されている。

国立樹木院・DMZ(非武装地帯)山林生物資源保全課のキル・ヒヨン博士は「独島の植物分布データの国際社会との共有を通じて、独島の生物多様性を理解するのに役立つことを願い、引き続き関係部署との協業を通じて独島の生物多様性保全のための方案を立てていく計画だ」と語った。

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