新型コロナウイルス 新規感染者 午後9時までで1512人 = 韓国(画像提供:wowkorea)
新型コロナウイルス 新規感染者 午後9時までで1512人 = 韓国(画像提供:wowkorea)
新型コロナウイルス第4波の流行が続く中、14日午後9時基準で1512人の新規感染者が発生した。このため、14日午前0時基準で発表される新規感染者数は1600人を超える見通しだ。

 韓国防疫当局や地方自治体などによると、同日午前0時から午後9時まで、全国で新型コロナウイルスの陽性判定を受けた新規感染者は1512人となっている。前日同比(1832人)より320人減少している。

 しかし、第4波の流行の中心地である首都圏では、依然として多くの感染者が発生している。

 市道別にみると、ソウル677人、キョンギドウ(京畿道)462人、インチョン(仁川)96人など、1235人の感染者が首都圏で発生している。国内発生者の81.7%に当たる数値である。

 13日には午後9時以降、108人増えて最終的に1940人となっていた。

 新規感染者の増加の勢いには歯止めがかかったものの、病院、学校などにおいて集団感染が引き続き発生している。

 韓国防疫当局によると、京畿道 パジュ(坡州)市では先週から感染者が発生しているムンサンウプ(文山邑)の病院で、職員ら12人が追加で新型コロナウイルスの陽性判定を受け、集団感染の規模は20人に増えた。京畿道 ナムヤンジュ(南楊州)市にある介護施設でも2人の患者が追加で確認され、この病院内の患者数は計54人に増加している。

 一方、中央災害安全対策本部は、新規感染者数や致死率、重篤率、医療対応システムなどを総合して、今月18日から適用する新たなソーシャルディスタンスのレベルを、15日午前に発表する予定だ。

 今回のソーシャルディスタンスでは、ひとまず首都圏のプライベートな集まりが可能な人数は8人に増え、インセンティブの適用もすべての複合利用施設に拡大する見通しだ。ただ、営業時間の夜12時までの延長やその期間については、ギリギリまで検討するとしている。
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