米CDCは、外国人旅行客に対する新型コロナワクチン接種の義務化について「米保健当局とWHOが承認したワクチンを全て認める」と伝えた(画像提供:wowkorea)
米CDCは、外国人旅行客に対する新型コロナワクチン接種の義務化について「米保健当局とWHOが承認したワクチンを全て認める」と伝えた(画像提供:wowkorea)
来月(11月)から、アストラゼネカ社の新型コロナウイルス感染症ワクチンを接種した外国人旅行客たちも、米国に入国することができるようになるものとみられる。

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米疾病予防管理センター(CDC)は8日(現地時間)、来月から施行される外国人旅行客に対するワクチン接種の義務化について「米保健当局とWHO(世界保健機関)が承認した新型コロナワクチンを全て認める」と明らかにしたと、ロイター通信が報道した。

現在米国ではファイザー・バイオンテックとモデルナ、ヤンセンの計3つの新型コロナワクチンだけが、正式に承認または緊急使用承認を受けている状況である。

CDCは、これら3つのワクチンに加えてWHOが承認したワクチンも認めることにした。

CDCの報道官は「米食品医薬品局(FDA)が正式承認または緊急使用承認し、WHOが緊急使用を承認したいくつかのワクチンが、米国への旅行のための基準をクリアするものだ」と語った。

WHOが緊急使用を承認したワクチンは、ファイザー・モデルナ・ヤンセン・アストラゼネカ・シノファーム・シノバックである。

CDCは「米国への渡航のための義務事項が最終的に確定されれば、さらなる指針と情報を公開する予定だ」と伝えた。

米政府は「11月初めから、米国に入国するほとんどの外国人航空旅行客に対して、新型コロナワクチン接種を義務化する」と先月発表した。しかし「一部の国は、WHOが承認したワクチンも認めるようジョー・バイデン米政府に圧力をかけた」とロイター通信は伝えた。これは、米FDAが承認したワクチンが、全ての国で普遍的に使用されているものではないためである。

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