文大統領「ワクチンの心配をする段階は過ぎた」…「ウィズコロナを進めても防疫を維持」=韓国報道(画像提供:wowkorea)
文大統領「ワクチンの心配をする段階は過ぎた」…「ウィズコロナを進めても防疫を維持」=韓国報道(画像提供:wowkorea)
韓国のムン・ジェイン(文在寅)大統領が24日、「ウィズコロナに政策転換しても、全ての防疫を解除してはならない」と述べた。

文大統領はこの日、5日間の訪米日程を終えて帰国する際、大統領専用機の空軍1号機で取材陣と行った懇談会で新型コロナウィルス防疫対策について、「これまでの生活を回復しながらも、必要な最小限の防疫措置は維持していかなければならない」と述べた。

文大統領は「来月末ごろにはワクチン接種完了率も70%を超えることになり、その時には『ウィズコロナ』について検討しなければならない」と語り、「韓国より接種が早く行われた国の場合、防疫措置をかなり緩和したが、再び感染者が増えて苦境に立たされるケースを多く見てきた」と懸念した。

防疫政策の転換議論については、「どの程度ワクチン接種がなされた場合、どの程度の防疫を維持しながら、どのように日常を回復していくのかについて、専門家らが議論し始めた状況であり、来月ごろにはその計画をより具体的に国民に知らせることができるだろう」と述べた。

文大統領は新型コロナワクチンの確保には自信を示した。文大統領は「ワクチンを十分確保できるかという部分については、もう心配する段階は過ぎた」と述べ、「実際にワクチンの確保物量には全く問題ないが、初期にワクチンが入る時期が少し遅れたため、他の国よりワクチン接種の進行が少し遅れた面がある」と付け加えた。来月ごろにはワクチン接種率で他の国々を追い越すだろうという見通しも出した。

文大統領は「ベトナムにワクチンを供与することからも分かるように現在は充分に余裕があるため、これからは他国を助けることができる状況になった」と述べた。
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