文氏はこの日、ニューヨークの国連本部で開かれた、SDGs(持続可能な開発目標)推進のためのハイレベル会合(SDGモーメント)で演説し、「人類が国境を越えて協力することこそ、危機克服への第一歩」と述べた。
文氏は2015年に国連が合意した、持続可能な発展の目標を「包容的な未来に向けた人類の歩み」と評価した。「危機を克服し、回復と再建を成し遂げなければならない」と強調した。
また、環境問題において、「開発途上国のグリーンリカバリーと炭素中立を積極的に支援する」と明らかにした。
同時に「持続可能な発展のために、第4次産業革命時代の技術を積極的に活用しなければならない。しかし、デジタル技術とインフラは、新たな格差と不平等を生んでいる」とし、「包容的なデジタル転換とグリーン転換を成し遂げるべき」と訴えた。
文氏は「世代間が共存するための知恵を集めなければならない」とも強調した。「貧困と不平等、気候変動などの危機に対し、未来世代の声に耳を傾けることは既成世代の義務」とし、この日の行事に同席したBTS(防弾少年団)について言及した。文氏は「BTSと共にする今日の場が、持続可能な発展に向けた未来世代の善良な意志と行動を結集する契機になることを願う」と述べた。
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