米、新型コロナによる死亡者の低年齢化=韓国報道(画像提供:wowkorea)
米、新型コロナによる死亡者の低年齢化=韓国報道(画像提供:wowkorea)
米国内の新型コロナウイルス感染症死亡者の年齢が低くなっている。死亡リスクが高いと言われる高齢者が、ワクチン接種に積極的だったのに対し、若者はワクチン接種を避けているからだと分析される。

13日(現地時間)、ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)によると、最近、米国55歳未満の新型コロナ死亡者数が、一週間平均1600人を超えた。先月21日基準では、25〜34歳207人、35〜44歳472人、45〜54歳1022人と、それぞれ集計された。

これは、昨年11〜12月の感染者急増当時、週平均最高値の1800人に近い規模であるとWSJは説明した。米国内の7日間の平均死亡者数は、7月初め220人以下であったが、デルタ変異株の感染拡大に伴い、最近再び急増している。

注目すべき点は、最近発生した死亡者のうち、55歳未満が大きく増えているのだ。米国疾病管理予防センター(CDC)によると、30代の場合、18〜29歳に比べ、感染で死亡する可能性が4倍高いことが分かった。 75〜84歳の高齢者は、なんと220倍も高い。

感染による死亡リスクは、高齢者がより高いにも関わらず、最近死亡者の年齢が低くなっているのは、ワクチン接種有無に関係が深いという分析だ。 CDCは10日ワクチンを接種していない場合、新型コロナウイルスに感染する確率が4.6倍、入院する確率は10倍、死亡する確率が11倍高くなると明らかにした。 WSJは「高齢者の死亡者が最も大きな割合を占めてはいるが、ワクチン接種率も高く、感染拡大を抑制している」と説明した。

現在まで全米国人のうち、約54%がワクチン接種を終えた。 12歳以上は63%が接種を終え、高齢者施設居住者のワクチン接種率は84%に達した。これは、若い世代のワクチン未接種者が多く、全体接種率を低下させているという意味だ。

米タンパ総合病院の最高医療責任者は、「最近、集中治療室に入院した新型コロナ患者の平均年齢は46歳で、高齢者が多く入院していた過去のパンデミックよりも年齢層が低くなった」とし「彼らは外で(お金を稼ぐために)仕事をする人、家族があり、子供がいる人」と述べた。

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