国際パラリンピック委員会「北朝鮮、北京パラリンピックに参加可能…IOCとは関係ない」(画像提供:wowkorea)
国際パラリンピック委員会「北朝鮮、北京パラリンピックに参加可能…IOCとは関係ない」(画像提供:wowkorea)
国際パラリンピック委員会(IPC)は北朝鮮が国際オリンピック委員会(IOC)から「資格停止」の懲戒を受けたこととは関係なく「2022北京パラリンピック」に参加できるという立場を示した。

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 10日に自由アジア放送(RFA)が報じたIPCのスペンス広報部長は、IOCが2020年東京オリンピックに参加しなかった北朝鮮国家オリンピック委員会(NOC)の資格を2022年末まで停止する懲戒を下したことについて、「IPCはIOCと違う規則を持っているため、互いに比較できない」と述べた。

 彼は「2022年3月開催予定の北京冬季オリンピックに北朝鮮が参加できるのか」を問う質問に「IOCの決定はIPCやパラリンピックとは何の関係もない」と一蹴した。

 その一方で、北朝鮮の北京冬季パラリンピック参加の可能性に対しては懐疑的な見方を示した。彼は「北朝鮮が2020東京夏季パラリンピックに参加していない20カ国のうちの1カ国」と言葉を控えた。

 北朝鮮は冬季パラリンピック史上初めて2018平昌冬季パラリンピックに参加したことがある。当時、北朝鮮代表のマ・ユチョル、キム・ジョンヒョン選手2人、役員18人、参観選手4人で構成された選手団を派遣している。

 これを前にIOCは去る8日(現地時間)北朝鮮の2020東京オリンピック不参加を理由に、来年末までNOCの資格を停止する懲戒を下した。これで北朝鮮は、国家資格で北京オリンピックに出場できなくなり、資格停止期間中にIOCから財政的支援を受けることができなくなった。ただし、IOCは北朝鮮選手らが個人の資格で北京オリンピックに出場する可能性は開いている状態だ。

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