香港で「6・4天安門民主化デモ追悼団体」の幹部たちが逮捕された(画像提供:wowkorea)
香港で「6・4天安門民主化デモ追悼団体」の幹部たちが逮捕された(画像提供:wowkorea)
香港警察の資料提出要求に応じなかった「6・4天安門民主化デモ追悼団体」の幹部たちが、きょう(8日)逮捕された。

香港の公共放送“香港電台(RTHK)”によると、香港市民支援愛国民主運動連合会(支連会)は「この日の明け方、警察が鄒幸彤副主席など4人を逮捕した」と明らかにした。

鄒副主席は午前6時30分、警察が自身の事務所のドアの前に到着した直後、フェイスブックを通じてこの内容を知らせた。

鄒副主席は「ある人たちがベルを鳴らし、ドアの鍵を壊そうとしている」と伝えた。

香港警察内の香港保安法担当部署である国家安全処は「外勢と結託」という容疑で支連会を調査し、会員12人に2014年以降の支連会の活動に関する情報を提出するよう要求していた。

しかし支連会は記者会見を開き「警察の要求は不当だ」と反発した。そして提出期限である前日まで資料を提出しなかった。

1989年、中国天安門の民主化デモを支援するために結成された支連会は、その翌年から毎年6月4日に香港ヴィクトリアパークで大規模な追悼ロウソク集会を開催し、街頭行進とマラソンなどのイベントを行なっていた。

しかし親中陣営からは「この団体の『一党独裁終息』綱領は、香港保安法違反だ」として批判を受けていた。

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