携帯電話のように簡単に充電...ソウル市「電気自動車充電器」を年内に7000基普及=韓国(画像提供:wowkorea)
携帯電話のように簡単に充電...ソウル市「電気自動車充電器」を年内に7000基普及=韓国(画像提供:wowkorea)
韓国のソウル市が、携帯電話を充電するようにコンセントにつなげて簡単に利用できる「電気自動車コンセント型充電器」の普及を本格化する。

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ソウル市は電気自動車コンセント型充電器を設置するマンション、多世帯・集合住宅、業務施設など生活密接空間294か所を選定、年末までに7000基を設置すると明らかにした。

電気自動車コンセント型充電器は、従来の急速・緩速充電器のように一定面積を占める別途の充電設備を設置する必要なく、壁面に通信装備とメーターが内蔵されたコンセントを設置する方式である。電気自動車の充電ケーブルを接続して充電する。

該当施設は、マンション、業務施設の駐車場の壁に簡単に設置でき、駐車トラブルを最小限に抑えることができるというメリットがある。

これにより、電気自動車の利用者は生活範囲内で便利に充電することができる。設置費用は約50万ウォン(約4万7000円)と安く、充電料金も安い。3kW(キロワット)容量の充電器で10時間充電した場合、該当電気自動車は150キロ以上の走行が可能である。

設置に関連する費用の中で、市民が負担する費用はない。ソウル市は支援対象者に選定された共同住宅代表者、業務施設所有者または管理者などが設置業者(補助事業者)と協議し設置すれば、ソウル市が充電器1基当たり最大50万ウォンを業者に支援する。超過した設置費は業者が負担する。

ソウル市は急増する電気自動車の需要と普遍化に備えるため、2025年までに電気自動車の充電設備20万基以上を設置する計画である。

電気自動車利用者の充電パターンや需要を考慮し、主要な交通拠点や公共の場所には急速充電器を、住宅設備と業務施設には緩速およびコンセント型充電器などを集中的に普及する。

今年7月現在、ソウル市内に急速または緩速充電器が約9000基設置されている。

ソウル市のユ・ヨンシク気候環境本部長は、「今回のコンセント型充電器設置で電気自動車の利便性を大幅に拡大するものと期待する」と述べた。

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