「第14回ソウルODA国際会議」のポスター(KOICA提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
「第14回ソウルODA国際会議」のポスター(KOICA提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
【ソウル聯合ニュース】韓国国際協力団(KOICA)は30日、外交部と共同で来月9日に保健・気候変動・デジタル分野のグローバル危機の解決策を模索する「第14回ソウルODA(政府開発援助)国際会議」を開催すると発表した。

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 会議は「知識共有を通じたよりよい回復―復元力のある環境親和的で包容的な開発」をテーマに、オンラインで開催される。

 政府、民間、学界のODA専門家らが集まり、国を超えてさまざまな危機の中で国際社会が共同で進むべき方向を模索する。

 会議は孫赫相(ソン・ヒョクサン)KOICA理事長の開会あいさつ、外交部の崔鍾文(チェ・ジョンムン)第2次官の歓迎の辞、世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長と国連児童基金(ユニセフ)のフォア事務局長の祝辞で幕を開ける。

 経済協力開発機構(OECD)開発援助委員会(DAC)のムーアヘッド議長による基調演説の後、最初のセッションとして「新型コロナウイルスで崩壊した開発途上国の保健システムの復元力強化」をテーマに発表と討論が行われる。

 続いて、「気候変動とグリーンリカバリー」「包容的なデジタル転換」をテーマにしたセッションがそれぞれ開催される。

 発表と討論にはソウル大医学部の李種求(イ・ジョング)教授、WHOのネイラ公衆衛生・環境局長など各国の専門家が参加する。

 孫理事長は「今回扱う感染症、気候危機、デジタル不平等の問題は、国際社会の協力と連携が必要なグローバル危機としてポストコロナ時代の開発協力が進むべき方向を提示することになるだろう」と述べた。

 会議は動画投稿サイト「ユーチューブ」でライブ配信され、誰でも質疑応答に参加できる。韓英同時通訳と手話通訳も行われる。


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