ソウル市、未来型中央バス停留所「スマートシェルター」10か所を開通(画像提供:wowkorea)
ソウル市、未来型中央バス停留所「スマートシェルター」10か所を開通(画像提供:wowkorea)
ソウル市は未来型交通サービス実現のための中央バス停留所「スマートシェルター」を10か所に開通し本格的な運営を開始すると、26日明らかにした。

スマートシェルターは、老朽化し不便だった乗車台の環境を改善し、最先端の交通サービスを通じ市民の便宜を高めるために導入された。市は酷寒・酷暑、大気汚染、ばい煙などに露出している古い停留所を対象に順次交換を行う予定だ。

新たに導入される停留所では、季節、天気などの影響で日常の中で経験してきた不便さが解消されるものとみられる。特に、バスの乗降車、停車プラットフォーム案内などのすべての IoT(モノのインターネット)機器が人工知能(AI)で制御され、利用する市民の要求をリアルタイムで反映することのできる先端サービスとして根付くものとみられる。

市はまた、スマートシェルターの主な施設である安全施設、空気質浄化施設、バス交通情報施設、便宜施設などが日常の都市生活の中で市民に便利で安全な交通環境を提供するものと期待している。

さらに、スマートシェルターには太陽光パネルが設置され、エコエネルギーを直接生産する。電力使用を節減できるよう電力量の常時モニタリング、低電力IoT機器の設置、ビッグデータを活用した効率的なエネルギー使用量の管理も可能だ。

市は今回のスマートシェルターを今月19日の崇礼門(南大門)停留所をスタートに、ホンデ(弘大)入口、ハプチョン(合井)駅など10か所で運営を開始する予定だ。試験運営を通じ停留所の運営に伴う収益・費用資料の収集および正確な分析を行い、今後スマートシェルターを拡大設置するための基盤を樹立する予定だ。
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