25日(現地時間)米インターネットメディア“アクシオス”によると、WHO調査団はこの日、国際学術誌“ネイチャー”の共同寄稿文を通じて「新型コロナがどのように出現したのかを糾明するにあたって、必要なさらなる科学作業を速やかに推進することを求める」とし「3月の報告書は、現在中断された手続きの最初の段階となるべきだった。重要な調査を遂行する機会の扉は急速に閉ざされていて、遅くなれば研究の一部は生物学的に全く不可能になるだろう」と訴えた。
今回 共同寄稿した調査団は、WHOが新型コロナ起源調査のために昨年10月召集された国際的な専門家たちである。
調査団は「昨年7月から中国政府が、WHOのさらなる調査を拒み遅延させている」と批判した。
このようなWHOの動きに、中国は強く反発している。中国は「1次調査ですでに明白な結論が出ているため、中国以外の全世界の様々な地域でさらなる調査を実施することが望ましい」と主張した。
中国外務省は会見で「中国をスケープゴートにして、米国の行為を隠すことはできない」とし「米国が『新型コロナの武漢流出説が妥当な仮説だ』と主張するのなら、公平に自国の実験室も調査すべきだ」と主張した。
中国はこれまで「米メリーランド州のフォート・デトリック軍事基地にある米陸軍感染症医学研究所(USAMRIID)で、2019年新型コロナウイルスが流出した」と主張してきた。
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