釜山大は24日午後、記者会見を開きこのように発表した。
釜山大のパク・ホンウォン副総長はこの日、「入学選考公正管理委員会(公正委)の独自調査結果書とチョン・ギョンシム教授の控訴審判決、所管部署の意見を総合的に検討した結果、2015学年度医学専門大学院入学を取り消すことに決定した」と明らかにした。
釜山大は入学取り消しの根拠に「2015学年度医学専門大学院新入生募集要項」を挙げた。当時、新入生募集要項のうち「志願者の留意事項」には、提出書類の記載事項が事実と異なる場合は不合格となっていたと説明。
パク副総長は続けて「公正委は東洋大の表彰状と入学書類に記載された経歴が主な合格要因ではないと判断されるとしたが、大学本部が入学取り消しかどうか判断するとき、志願者の提出書類が合格に及ぼした影響力の有無は考慮事項となり得ない」と明らかにした。
チョ・ミンさんは2010年、高麗大学環境生態工学部に入学した後、釜山大学医専院に進学して卒業。ことし1月には医師国家試験に合格し、現在、病院に勤務している。
同日、釜山大学がチョ・ミンさんの医専院入学を取り消したことで、医師資格を失うことになる見通しだ。現行の医療法第5条は、医大・医専院卒業者でなければ医師免許取得資格が得られないと規定しているためだ。
ただし、医専院の入学取り消しは今後、聴聞手続を経て確定されるが、約2~3か月かかるという。
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