21日、ロイター、AFP通信などは、インド政府が自国製薬会社ザイダス・ガディラ(ZydusCadila)コロナワクチンの緊急使用を承認したと伝えた。このワクチンはDNA基盤のコロナワクチンで、注射針なしで3回接種するのが特徴だ。インド政府はザイダス・ガディラのザイコブD(ZyCov-D)を12歳以上に使用することを承認した。
アメリカのファイザーとモデルナワクチンがウイルスの遺伝情報が含まれた「メッセンジャーリボ核酸」(mRNA)を活用したワクチンなのに対し、ザイコブDは「プラスミド-DNA」を活用したワクチンだ。
また、注射針を使わずにアメリカのファーマジェット社の高速噴射注射システムを利用して接種する。
このワクチンは1次接種後28日目と56日目にそれぞれ2回目、3回目の接種を受けなければならない。
ザイダス・ガディラは「ザイコブDは成人だけでなく、12~18歳の若者に臨床試験が行われた」とし「注射針を使わないため、子どもたちに有益だ」と述べた。
続いて「12~18歳の1000人を含む全国2万8千人に後期臨床試験をした結果、安全性と効果を確認した」と付け加えた。
インドは今年1月、自国の製薬会社バラート・バイオテックのワクチン「鼻ワクチン」を承認しており、今回が2度目のワクチン使用承認となる。
ナレンドラ・モディ首相もツイッターに「インドはコロナと総力を尽くして戦っている」とし「世界初のDNA基盤ワクチンの承認はインドの科学者たちの革新的熱意に対する証拠だ。 本当にすごい業績だ。」とコメントした。
インドはコロナ感染者が3239万人とアメリカに次いで2番目に多い。 死亡者も累積43万人に達する。
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