東京五輪、日韓で物議を醸した倫理観なきテレビ中継(画像提供:wowkorea)
東京五輪、日韓で物議を醸した倫理観なきテレビ中継(画像提供:wowkorea)
新型コロナ禍で一部競技を除いて無観客、海外客は受け入れずに開催されてきた東京五輪も、明日8日に閉会する。今大会、競技の様子をリアルタイムで観戦しようとすれば、その手段は主にテレビだった。

チョン・ジヒ の最新ニュースまとめ

それだけに視聴者は、テレビ中継に高いクオリティを求めていたものとみられるが、一部ではその期待とは裏腹に、倫理観が問われかねない中継も見られた。

韓国の放送局「MBC」は、開会式の中継で各国選手団の入場時に画面上で国紹介をする際、ウクライナの選手団が入場する場面で、1986年に事故が起きたチェルノブイリ原発の写真を表示。カリブ海の島国・ハイチの選手団の入場時には「大統領暗殺で政局は霧の中」のテロップと同時に黒煙の写真を表示し、視聴者から批判を浴びた。

MBCの不適切な五輪中継はその後も続き、先月25日の男子サッカー、韓国対ルーマニアの試合中継では、ルーマニア選手がオウンゴールをした際「ありがとう」とテロップを表示した。

26日、柔道男子73キロ級でアン・チャリム(安昌林)選手が銅メダルを獲得した際にはキャスターが「私たちが望んでいた色のメダルではないが…」と発言。視聴者から「国際舞台を中継しながら国に恥をかかせている」などと批判を招いた。

一方、日本の放送局に目を転じてみると、先月28日、卓球女子シングルス準々決勝の日本の伊藤美誠(みま)選手と韓国のチョン・ジヒ(田志希)選手の試合で、ライトを照らしていたテレビクルーが注意を受けた。

試合中、ライトが試合の妨げになっているとして伊藤選手が審判にアピールした。このことが報道されると、日本のネット上ではライトを照らしていたクルーが韓国メディアだと根拠なく指摘する声が相次いだ。

しかし5日、日本の「デイリー新潮」が報じたところによると、このクルーは「日本テレビ」の朝の情報番組の取材クルーだったという。韓国メディアがこれを報じると、韓国のネットユーザーからは、「間違いが明らかになったのだから謝罪せよ」、「韓国を悪く言っておいて真実が明らかになったら無関心?」などと怒りの声が上がっている。

デイリー新潮の記事によると、クルーは情報番組の担当でスポーツ取材の勝手がわかっておらず、ライトをつけてしまったとみられている。

また、「フジテレビ」は先月30日に行われたフェンシング男子エペ団体決勝で、日本が金メダルを獲得した際、優勝メンバー4人の写真紹介で、日本の加納虹輝選手を韓国のパク・サンヨン選手と取り間違えた。写真からは腕に大きく「KOREA」の文字が入っているのが確認できるにも関わらずミスを招き、視聴者から批判が相次いだ。

日本のフェンシング史上初となる金メダルで歓喜に沸いたが、放送時間の都合上、その後の表彰式を放送しなかったことも視聴者の不満を増幅させた。

コロナ禍でチケットを持っていた人でさえ、リアルタイムでの観戦手段は主にテレビとなっている今大会。視聴者の不満は期待の裏返しとも言えるが、倫理観に欠けた放送やアスリートへのリスペクトの欠如はとても残念だ。

Copyrights(C)wowkorea.jp 6