韓国のコンビニ、弁当買えば株式1株もらえる「株式弁当」販売(画像提供:wowkorea)
韓国のコンビニ、弁当買えば株式1株もらえる「株式弁当」販売(画像提供:wowkorea)
韓国大手コンビニEマート24が販売した「株式弁当」が大きな話題を集めている。イベントで販売されたこの弁当には、一株の株式がついている。先着順だが、株が無料でもらえる。

 今月中旬にイベントで販売した「株式弁当」が、今月28日から31日までの4日間、追加で販売されることになった。もし、ネイバーの株1株を受け取れば、弁当価格(4900ウォン=約468円)に比べ、収益は100倍近くになる。

 ハナ金融投資と提携してイベントを行うEマート24は、株式弁当の2次販売量を増やし、2万個にした。1次のイベントでは1万個だったが、弁当の発注が2万個を超え、発売から2日で販売が終了したためだ。

 Eマート24の弁当は、加盟店の発注にあわせ配送している。2万個の弁当が販売されても、Eマート24のホームページを通して、ハナ金融投資口座を新規に開設した先着順1万人だけがイベントの対象になる。1次のイベントで販売された2万個は、3日で完売した。

 2次のイベントでは、1回目の発注量を考え、最初から弁当を2万個にし、4日間限定で販売することにした。

 ランダムでもらえる主要株式は△ネイバー△現代自動車△サムスン電子△大韓航空△インターパーク△大宇建設△マムスターチなどとなっている。

 株式口座を開設すれば、ランダムで株式1株を与えるイベントは、証券会社が新規会員を集めるのによく使うイベントだ。Eマート24の株式弁当を購入しても、ハナ金融投資に口座がある場合、イベントの対象外になる。

 1次のイベントでハナ金融投資の新規口座を開設した人は、男性51%、女性49%の割合だった。ハナ金融投資関係者は「これまでの投資市場では男性の割合が高かったが、今回の株式弁当を通じた新規口座開設では女性が増え、男女の割合がほぼ同じになった」とし、「20~40代が72%で若年層の利用も多かった」と話した。

 Eマート24は、1次イベントを行った今月14日から16日までの弁当の売上は、直前週に比べ49%増加した。株式弁当を除いても20%以上増加し、猛暑と新型コロナのため、コンビニから弁当を購入した人が多かったものと分析される。

 Eマート24の関係者は「最近、若者の株式投資に対する関心が高まっている。コンビニ弁当の主要客は20~40代。株式投資が気軽にできる点が、若者にうけたようだ」と述べた
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